海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護に取り組むYouTubeチャンネル@PawsShowの投稿。
投稿によると、大型犬に襲われ骨折や感染症、深刻な筋肉の減少を負った猫のフェニックスが、痛みに耐えながら自力で家まで這って帰ったものの一度は追い返されてしまい、その後保護団体に引き取られて集中的な治療とリハビリを受け、6つの都市を巡りながら昼夜を問わず見守られる中で回復していった様子が紹介されています。
執筆時点で9万1553回再生、約3633件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、猫の飼育費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【大型犬に襲われていた猫】瀕死の状態で見つかったフェニックス
保護された当時のフェニックス1/6

出所:@PawsShow
投稿によると、フェニックスは大型犬に襲われ、骨折や感染症、深刻な筋肉の減少を負ってしまったといいます。傷ついた体で痛みに耐えながら自力で家まで這って戻ったものの、そこで一度は追い返されてしまったとのことです。その後、保護団体に引き取られたフェニックスは、昼夜を問わず見守られながら鎮痛剤や抗生剤、ビタミン剤などによる治療とリハビリを受け始めました。投稿では「フェニックスはまだうまく歩けない」ともつづられており、回復への道のりの厳しさがうかがえます。治療のためにフェニックスは6つの都市を巡ることになり、その間片時も一人にされることはなかったといいます。
2. 【生きた奇跡と呼ばれて】今も元気に走り回るフェニックスの姿
回復し、元気に走り回るフェニックス2/6

出所:@PawsShow
投稿によると、フェニックスは現在すっかり回復し、元気に走り回ったり遊んだりしながら、安全で愛情に満ちた家庭で暮らしているといいます。周囲の人々に多くの喜びをもたらす存在となったフェニックスは、強さや回復力、そして「奇跡」の象徴として紹介されています。
青々とした芝生の上で生き生きとした表情を見せるフェニックス3/6

出所:@PawsShow
動画には、青々とした芝生の上で目を輝かせながら生き生きと動き回るフェニックスの姿が収められており、大型犬に襲われて瀕死の状態にあったとは思えないほどの回復ぶりがうかがえます。
コメント欄では
「彼を急いで病院に連れて行ってくれた女性に感謝します。お世話をしてくださった皆さんにも。回復して生き生きとした姿を見られるのは、なんて素晴らしい贈り物でしょう」
「これからずっと大切にされますように」
など、フェニックスの回復を喜ぶ声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回のNo87の投稿をリサーチする中で印象に残ったのは、フェニックスが負った怪我の深刻さと、それを支えた人々の献身的なケアの両方でした。骨折や感染症、深刻な筋肉の減少というただならぬ状態から、鎮痛剤や抗生剤による治療、そしてリハビリを重ねて回復に至るまでには、想像以上に長い時間と根気が必要だったことがうかがえます。特に、治療のために6つもの都市を巡ったというエピソードからは、一匹の命を救うためにどれほどの労力が注がれたのかが伝わってきました。もし怪我をしていたり、弱っている野良猫や野良犬を見かけた場合は、自己判断で無理に手当てをしようとせず、まずは近くの動物病院や地域の動物保護団体に相談することをおすすめします。専門家の判断のもとで治療を受けることが、結果的にその子の命を守ることにつながります。今回の記事で一番伝えたいのは、深い傷を負った命であっても、根気強いケアと愛情があれば、これほどまでに生き生きとした姿を取り戻せるということです。フェニックスがこれからも安全な家庭で、穏やかな日々を送り続けられることを願っています。
4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?
過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。
猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。
中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。
私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。
(中略)
一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選
5.1 「ひと晩でこうなったわけじゃない」皮膚がボロボロの状態で保護された犬、非感染性と判明も長い道のりに
「ひと晩でこうなったわけじゃない」皮膚がボロボロの状態で保護された犬、非感染性と判明も長い道のりに
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5.2 「愛が命を救う」生後6か月で視力を失った子犬、手術からわずか2週間で見せた笑顔に反響
「愛が命を救う」生後6か月で視力を失った子犬、手術からわずか2週間で見せた笑顔に反響
SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@compassionwithoutbordersさんがInstagramに投稿した、生後6か月で視力を失った子犬ベンジャミンの回復の様子をご紹介します。手術からわずか2週間で見せた甘えん坊な仕草に、「愛らしい」「愛が詰まった存在」といった温かいコメントが多数寄せられました。記事後半では、犬の生涯費用についても解説しています。
5.3 「意地悪な犬」ではなく「精一杯生きる盲目の犬」、殺処分寸前で救われた8歳ミニピンの里親募集に反響
「意地悪な犬」ではなく「精一杯生きる盲目の犬」、殺処分寸前で救われた8歳ミニピンの里親募集に反響
SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@lets.rescue.dogsさんがInstagramに投稿した、殺処分寸前で保護された盲目の保護犬ピコッソが、なかなか里親が見つからないまま暮らす様子をご紹介します。投稿には「早く安心できる家族に出会ってほしい」といった応援の声が多数寄せられ、大きな反響を呼びました。記事後半では、犬を迎える際にかかる生涯費用についても解説しています。
参考資料
著者

株式会社モニクルリサーチ
困難な状況から救い出された動物たちの『奇跡の物語』や、種を超えた『絆のエピソード』を中心に、世界中の動物ニュースをお届けしています。
単なるハプニング・衝撃映像としてではなく、ひとつの大切な命が幸せをつかむまでの過程(ビフォーアフター)や、保護活動に携わる人々の想いに焦点を当てて紹介。読んだ後に温かい気持ちになれる、希望のストーリーを厳選して発信します。(最終更新日:2026/02/20)
※海外の動物保護団体や信頼できる情報を基に執筆しています。