人に来る猫と来ない猫は、品種で違った【ねこの雑学】#shorts
「猫の性格は、品種じゃなくて育て方だ」。よく言われます。
たしかに育て方は効きます。そのうえで、5千匹を超える猫で比べたら、
品種ごとの差も出ていました。
■ どう調べたか
2019年、フィンランド。ヘルシンキ大学ほか。
飼い主が答えるネットのアンケートで、性格の解析に使ったのは5726匹。
19の品種を、10の性質でくらべています。
大事なのは、育て方の分をそろえていることです。
・離乳の年齢
・外に出るかどうか
・ほかの猫がいるかどうか
この3つを調整したうえで、品種を見ています。
■ 自分から、人のところへ来るか
いちばん高い コラット/デボンレックス
いちばん低い ブリティッシュショートヘア
ここは注意してください。
「呼んでも来ない」ではありません。この研究は、呼ばれて来るかを見ていません。
自分からは来にくい、というだけです。
■ 面白いのは、ここから
ブリティッシュショートヘアは、3つの性質でどれもいちばん低い品種でした。
人に来ない
攻撃しない
動かない
良い・悪いの話ではありません。端に来た、という話です。
■ ただし、言い切れません
性格を答えたのは、飼い主です。観察ではなく、アンケートです。
そして出ているのは、平均の差です。
うちの子が、その通りになるとは限りません。
「雑種は、早い時期に置かれた環境が純血種と違う可能性が高い」と、
著者自身が書いています。
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【ねこ調べ】猫のことで気になったものを、原典まで戻って調べています。
ショート 月〜土 19:00
本編 日曜 19:00(8分以上のじっくり解説)
日曜は、1分では入りきらない話を本編でやっています。
この回が気になった方は、日曜の本編ものぞいてみてください。
獣医師ではありません。診断や治療の判断はしません。
愛猫の様子がいつもと違うときは、かかりつけの動物病院へ。
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<主な出典>
・Salonen M, Vapalahti K, Tiira K, Mäki-Tanila A, Lohi H.
”Breed differences of heritable behaviour traits in cats”,
Scientific Reports 9:7949 (2019)
https://www.nature.com/articles/s41598-019-44324-x
<使用素材>
・VOICEVOX:ずんだもん
・映像: Wikimedia Commons(CC BY-SA / CC BY)、Pexels(Pexels License)
※図解はすべて自作です。