愛猫との別れは、何度経験してもつらいもの。「また会いたい」と願う飼い主さんも少なくないでしょう。X(ツイッター)では、愛猫を見送った飼い主さんのもとに、わずか1か月ほどで思いがけない知らせが届き、話題になっています。思わず「こんなことあるんかーい」とツッコミを入れた出来事について、詳しいお話を伺いました。
【写真】「こんなことあるんかーい」 山で保護された新入りのねこ 実際の投稿
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虹の橋を渡った愛猫との約束 1か月後に驚きの出合い
飼い主さんは、愛知県岡崎市の猫好き和菓子屋「櫻園(さくらえん)」を営んでおり、看板ねこの磯辺海苔男くんと暮らしていました。
海苔男くんは、おでこの“パッツン前髪”のような黒い模様が特徴的なねこ。多くの人に親しまれていましたが、7月中旬に虹の橋を渡りました。苦しむ時間は少なく、最後は仲間たちに見守られながら天寿を全うしたそうです。
海苔男くんを見送るとき、飼い主さんは「次はまた同じ柄で帰っておいで」と声をかけました。
それから約1か月。飼い主さんのもとに、新たなねこがやってきました。推定1歳の男の子で、驚くことに、先代の海苔男くんとそっくり。おでこには、海苔男くんを思わせる特徴的な黒い模様があります。
飼い主さんは、3枚の写真とともに「義理堅い海苔男。こんなに癖の強い柄なのに早着替えで帰還」とXに投稿。「冗談のような本当の話」「こんなことあるんかーい」と、思わずツッコミを入れています。
投稿には、1.9万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「海苔男さん早着替えがすぎます」「この柄なら見間違うこともないですもんね」「申し訳程度のホクロがたまらんです」といった声が寄せられています。
「また同じ柄で帰っておいで」 思いが通じた感動の再会
新入りのねこを迎えることになったきっかけは、隣の市の地域ねこの会からかかってきた一本の電話でした。「海苔男くんにそっくりなねこがいるから、引き取ってもらえないか」と声をかけられ、迎え入れることを決めたといいます。
しかも、そのねこが保護されたのは山の中。海苔男くん自身も、もともとは山の中で暮らしていた元保護ねこでした。
思いがけない巡り合わせに、飼い主さんは「思いが通じたのかな」と感じたそうです。
一方、新入りのねこは保護された当初、「本当に骨と皮だけだった」というほど痩せていました。保護されてから2週間ほどで飼い主さんのもとへやってきましたが、現在もまだ骨が浮き出るほど痩せているそうです。
そのため、しばらくは子ねこ用フードでしっかりカロリーを取りながら、“デブエット”を進めていく予定とのこと。名前については、これからじっくり考えるそうです。
飼い主さんは、新たに迎えたねこに「約束を守ってまた来てくれてありがとう。今度は、健康な体で長生きしてね」と思いを寄せています。
○取材協力:猫好き和菓子屋「櫻園」さくらえん(@sakuraneko2222)さん
Hint-Pot編集部