「子猫を拾いました」命を落とすこともあると保護活動家が警鐘。「最初の1時間」で絶対やるべきこと(坂上 知枝,ヒナタ) | FRaU

「子猫を拾いました」命を落とすこともあると保護活動家が警鐘。「最初の1時間」で絶対やるべきこと(坂上 知枝,ヒナタ) | FRaU

SNSの「子猫を拾いました」「庭で子猫が生まれていました」。こんな保護猫関連の投稿が、今夏はとくに多いと感じないだろうか。 
実は2026年の今年は、保護活動家の間で「子猫祭り」と呼ばれるほど、各地で子猫が生まれているという。

動物支援団体「ワタシニデキルコト」代表・坂上知枝さんによれば、天候や気温などなにかしらの要因で、例年よりも多く子猫が生まれる年があるという。それがちょうど今年だというのだ。

実はFRaU webの編集担当である筆者も、6月末の雨の日に、車往来の激しい国道を1匹の子猫が横切ろうとしているのを見てしまった。 
雨の中、足を引きずりながら信号で停まった車の前に出てきた子猫。こんなとき、いったいどうしたらいいのか。

動物支援団体「ワタシニデキルコト(以下、ワタデキ)」の代表、坂上知枝さんらの保護動物たち救出のエピソードを、ともに活動しているメンバーの視点から紹介する連載。今回は、街をさまよう仔猫を見つけたときに取るべき「行動」と、小さな命の救い方を聞いた。

坂上知枝さんが2020年に設立した一般社団法人「ワタシニデキルコト」(ワタデキ)は、「人間の都合に振り回される動物を救う」ことを目的に活動する団体だ。坂上さんは、子どものころから捨て猫や捨て犬を保護しては、きれいに体を洗ってあげ、飼い主や里親を探していた。ワタデキを立ち上げて以降は、ボランティアメンバーとともに、自ら救助し、自宅でケアをしたり里親探しをする一方で、東京、千葉、福島などの保健所や愛護センターと連携し、地域猫の相談や里親探しが困難な心身に問題を抱えた犬猫の引き取りも行う。

2026年は子猫がたくさん生まれる”子猫祭り”

「子猫を拾ってしまいました! どうやって育てたらいいのでしょうか?」 
「近所の野良猫がうちの庭で子猫を産んでしまいました!」 
「子猫の里親を募集しています!」

最近こんな投稿をSNSなどでみないだろうか? 
今年は日本中で子猫たくさん生まれる、”子猫祭り”が起こっているようだ。

猫の出産時期は主に春から夏にかけてと秋から冬かけての2度、ピークを迎える。いわゆる繁殖期だ。だが、天候や気温などなにかしらの要因で全国的にたくさんの子猫が生まれる年がある。それがちょうど今年というわけだ。

子猫祭りと呼ばれた2022年。坂上家では母子ふたりで9匹の子猫のミルク飲みを引き受けたという。写真の茶トラの玄米は多頭飼育崩壊の現場から保護され、兄弟を失い、疾患を持つ。新たにやって来た子猫たちのやさしい親代わりになっていた。写真提供:ワタシニデキルコト

「なぜ“子猫祭り”が起きるのか、要因は分かりません。でも、気候が関係しているのかなと思っています。体感的には大体2年〜3年に1度のペースで起こっている気がします。前回の2022年の時は、各地の愛護センターも保護活動家さんもてんてこ舞いになりました」(坂上)

ではそんな子猫たちはどういった経緯で愛護センターにやってくるのか? 坂上に聞いた。

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