エスイレブン合同会社は2026年10月5日、首輪に取り付けるAIペット翻訳機「PettiChat(ペティチャット)」が、Makuakeでのプロジェクト公開初日、10時間以内に応援購入総額100万円を突破したと発表しました。犬や猫の鳴き声から気分や欲求をAIで推測し、日本語のメッセージにしてスマートフォンのアプリに表示するデバイスです。MakuakeでのAIガジェットの応援購入額の伸びは、MakuakeのAIガジェット、半年で昨年1年ぶんを超えるで紹介しました。
ごはんの準備中にこちらを見て鳴く猫や、遊びをやめたとたんに吠える犬。「今の声、何だったんだろう?」と気になったことのある飼い主さんは多いはずです。この記事では、PettiChatが鳴き声をどう「翻訳」するのかと、Makuakeでの応援購入の価格・お届け時期をまとめます。
約27.2gの本体を首輪に着けて鳴き声をアプリで受け取る

PettiChatは、約27.2gの小さな本体を首輪に取り付けて使います。Makuakeのページによると、本体はクリップ式で、ふだん使っている首輪のほか、ペット用のウェアにも留められます。首輪も1本付属します。対応するのは犬と猫です。首輪に着けるペット向けのデバイスには、心拍データと行動記録から愛犬の心身の変化を見るイヌパシー・カラーもあります。
本体がペットの鳴き声を検知すると、専用アプリに推測した内容が表示されます。メーカーが公表している応答時間は約1.2秒です。結果を確認するのはスマートフォンのアプリで、スマートウォッチと連携する機能は案内されていません。
「翻訳」は鳴き声としぐさから気分や欲求をAIが推測する
ここでいう「翻訳」は、犬や猫の言葉を単語ごとに日本語へ置き換えるものではありません。Makuakeのページでは、鳴き声の特徴や声のトーンに加えて、しぐさや行動、そのときの状況をAIで総合的に推測し、「うれしい」「かまってほしい」といった気持ちを人に分かりやすい表現で表示するとしています。
リリースによると、開発には約2年をかけ、獣医師やボランティアの協力を得てペットの行動映像と音声データを集めたそうです。学習用のデータは、映像に映るしぐさや行動と、そのときの音声を照合して作ったとしています。鳴き声だけを切り離さず、その場の状況との関係を学習に使うための取り組みだと説明しています。
表示されるのはあくまでAIによる推測です。メーカーは、鳴いた直後の様子とメッセージを見比べながら、ペットの表情やしぐさ、その場の状況に目を向ける使い方を提案しています。Makuakeのページにも、使用環境や個体差によって推測結果は異なる場合があると書かれています。鳴き声をAIで聞き分ける仕組みは見守りカメラにもあり、Tapo C260は猫の鳴き声を検知する機能をベータ版で備えています。アプリにはやり取りが会話履歴として残り、日々のやり取りをもとに個体ごとの特徴を学習するとしています。
飼い主の言葉をペット向けの音声で再生できる

PettiChatは、ペットの声を受け取るだけではありません。飼い主の言葉をもとに、ペット向けの音声を再生する機能にも対応しています。Makuakeのページによると、人の言葉をそのまま犬語・猫語に置き換えるのではなく、ペットに向けた音として再生する仕組みです。
お昼寝や休憩の時間には、コミュニケーション機能をオフにもできます。
位置情報の確認とBluetoothで近くにいるペットを探せる

いつもの場所にいない、呼んでも姿が見えない。そんなときのために、PettiChatはアプリで位置情報を確認する機能と、Bluetoothで近くにいるペットを探す機能を備えています。
リアルタイムのコミュニケーション機能を使うにはインターネット接続が必要です。自宅ではWi-Fi(2.4GHz)につなぎ、外出先ではスマートフォンのテザリングを使います。本体はIP65の防塵・防水性能で、約1時間の充電で1,000回以上のコミュニケーションに対応するとしています(使用状況や通信環境により異なります)。
主な仕様
製品名
PettiChat(ペティチャット)
形状
首輪装着型(クリップ式)
重さ
約27.2g
対応するペット
犬・猫
応答時間
約1.2秒(メーカー公表値)
主な機能
鳴き声からの気分・欲求の推測と日本語表示、飼い主の言葉をもとにしたペット向け音声の再生、位置情報の確認、Bluetoothでの近距離探索、会話履歴
通信
Wi-Fi(2.4GHz)、外出先はスマートフォンのテザリング
防塵・防水
IP65
充電
約1時間の充電で1,000回以上のコミュニケーション
付属品
マグネット式充電ケーブル、首輪、取扱説明書
一般販売予定価格
31,999円
販売
エスイレブン合同会社(日本における独占販売権を持つ正規代理店)
Makuakeの応援購入は2026年11月29日まで お届けは2027年1月末の予定
PettiChatは、Makuakeで応援購入を受け付けています。応援購入は、ふつうのネット通販とは違い、実行者のプロジェクトを応援する形で製品を先に購入する仕組みです。プロジェクトの終了日は2026年11月29日です。
一般販売予定価格の31,999円に対して、Makuakeのリターンは1台23,599円(26%OFF)と24,599円(23%OFF)、2個セットの44,999円から10個セットの209,990円までが用意されています(いずれも税込・送料無料、国内配送のみ)。お届けは2027年1月末までの予定です。9月28日16時までの「早期届け限定」リターン(21,999円、2026年10月末お届け予定)は受付を終えています。リターンごとの受付状況は変わっていくので、申し込む前にMakuakeのページで確かめてください。
Makuakeで応援購入したPettiChatは、双方向のコミュニケーション、位置情報の確認、ソフトウェアアップデートといった主要な機能を、追加の月額料金やサブスクリプション契約なしで使えるとしています。
応援購入総額100万円は、プロジェクト公開初日の数字として10月5日のリリースで発表されたものです。なお、クラウドファンディングの製品は、生産の都合でお届けが遅れたり、仕様が一部変わったりすることがあります。Makuakeのページでも出荷時期の遅れや仕様変更の可能性に触れているので、ページ下部の「リスク&チャレンジ」に目を通してから申し込むと安心です。
Makuakeで詳細を見る
まとめ
PettiChatは、首輪に着けた約27.2gの本体が犬や猫の鳴き声を拾い、AIが推測した気分や欲求を日本語でアプリに表示するデバイスです。飼い主の言葉をペット向けの音声で再生する機能や、位置情報の確認、Bluetoothで近くを探す機能もそろっています。
表示されるのはAIの推測なので、答えをそのまま受け取るというより、ペットの様子を見るきっかけとして使うものと考えるとよさそうです。Makuakeでの応援購入は2026年11月29日まで、お届けは2027年1月末の予定です。
Source: エスイレブン合同会社 プレスリリース
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